上の顎と下の顎を人工的に骨折させるようなイメージです。そして骨折させた後は顎を前後に出すためにこれを使います。
といわれて目に入ってきたのは家具を固定するために使う様な金具のようなものでした。
これを付けるために頬の上から1センチ程度の穴をあけることもあります。
言われた内容が上手く頭の中に入っていかなくて一旦思考が停止する私。
頬に穴をあける?開ける?と頭の中で反芻していたように思います。
しかし話はどんどん進んでいく。
他のこともしっかり聞かないといけないでメモをとりながら先生のお話を聞く。
何か質問はありますか?という問いに
頬に開ける穴について質問をする私。
質問をしつつなんだかふわふわとした感じがしてしまったのは親として不覚でした。
- 頬には必ず穴を開けるのか?
- 大きさはどの程度?
- この穴は消えるのか?
- 目立ちますよね?
と言う様な事を聞いたと思います。もう少し細かいことも聞いたと思いますが、話の流れでの質問はここには書きません。重要だと思わないからです。
1.頬には必ず穴を開けるのか?/ 2.大きさはどの程度?
この質問には金具(正式名称ではありません)を付ける場合は垂直に付けないといけないのです。開けるか開けないかは手術を開始してみないとわかりません。
大きさは片方の頬に1センチくらいでしょうか。
理由は分かったけれど1センチとはなかなか大きな穴を開けることになる。体のどの部分よりも顔はみんなに見られるところであるのだから心配になるのも当たり前だと思います。しかしこの手術は美容の手術ではない。保険適応という健康に問題がある為に手術するのだから正常な機能を使えるようになることが第一の目的なのだから1センチ×2か所の傷などは致し方ないということでしょう。
3.この傷は消えるのか?/ 4. 目立ちますよね?
6カ月程度で目立たなくなりますが、最初の1ヶ月はものすごく目立つと思います。6カ月後も少し段差のように丸く跡が残りますが1年ほどたつとほぼわからなくなります。医師も良く見ないとわからないと思います。
一生のうちの一年間。ずっと残るものでなくて良かった。しかしそうはいっても手術前にこの話を聞いて親として心配はつきない。先生のお話のようにもしも頬に穴を開けることになっても出来るだけ目立ちませんように。できるなら穴を開けませんように。
他にも伺ったことがいろいろありますが、それは次回書くとします。
とにかく頬の穴には驚いきましたがそれよりも「手術の成功」が一番大事。
頬の件は顎変形症は病気であるのだから。。。と思い手術が成功すればそれに勝るものはないじゃないか。と自分に言い聞かせて確かにそうではあるのだけど、傷が残ったらどうしようと思う自分も確かにいるのでした。
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