必殺、お掃除人とは私のこと

子どもは呑気である。

それを見越して私はこう言っておいた「必要ないものを家に置きっぱなしにされると困る」

つまりは必要ではないけれど新しかったり高いもので捨てるには忍びないようなものを残しておかないようにという意味です。

捨てるという作業は「もったいない」「高かったから」などという気持ちが渦巻いて捨てる手を止め誰かに貰ってもらいたい、売れるなら売りたいけど。という気持ちを引き起こします。

友達にあげると言っているお年寄りを見るたびに「良心が痛むもんね~」とは思うものの自分で買ったもの、自分のものは自分で処分することで無駄なものを購入しなくなります。だってお金払って買ったもので使えるものをごみ袋に入れるなんて誰だって嫌ですもん。

私の言葉を聞いて子供は全て自分の新居へと運ぶことになりました。引っ越しが決まった直後から売れるものは売って処分するものは全て捨てているようでしたが今だ部屋には趣味のものが段ボール5箱分くらいはあります。あれだけ処分してもここまで残るものなのかと子どもも驚いていましたが仕事の都合上、猶予期間を決めてすべて新居へ運ぶことになっています。猶予期間は3カ月。だってそれ以上にしたら忘れてしまうでしょ?

唯一残してもいいよと言ったのは大学の卒業証書と小中大のアルバム。引っ越しの度に持ち運ぶのも大変だろうと残してもいいことにしました。これは結婚して新居を構える時や自分でどこかこの地に住もうと決めた時にもっていくことになっています。

ちょっと冷たいような言葉だったかもしれないけれど、自分のもの以外って処分できませんよね。大事であれば手元において使って処分したほうがモノにもいいと思っています。

ちなみにTシャツはたぶん100枚はあった。

子どもは段ボールにいろいろなものをいれるときに「なんでこんなに買ったんだろう?」もう買わないようにしないとと全体量をみながらぼやいていました。

段ボールが残る部屋で毎日私は時間を見つけては拭き掃除、カーテンの洗濯、壁紙の掃除などをしています。チェストは大きくて置いていったのでこちらに家のファブリックすべてを収納しようとおもっています。

子育ては楽しかった。もちろん楽しいことばかりでは全然なかった。時には投げ出したいときもあった。

すべては過去のこと。

今をちゃんと生きないといけないと時々センチメンタルになりつつ不要になった家具を手放し、本日も深夜まで掃除に明け暮れるのでした。

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この記事を書いた人

趣味は読書とドライブ、水泳や散歩も楽しみます。最近は庭作りにも挑戦中。いくつになってもいろいろなことにチャレンジできたらいいなぁと思っています。よろしくお願いします。

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