「室井慎次 生き続ける者」の中の室井さんの言葉です。
このシーンに思いがけず泣いてしまったのは今の自分がそういう立場にいるからだと思います。
子育て中は自分の時間が少しでいいから欲しいなと思いましたが、今は子どもと一緒に暮らす時間はもうないんだという事実が目の前にあります。
夫婦二人生活と言えばそれも良いものだとも思います。仮に私が子育てを終え一人暮らしであったとしてもそれはそれで自然の流れなので良いことだと思うと思います。
ただ
「老い」というものが遠い未来にあったならです。
やはり少し寂しいという気持ちになりましたが自分のやりたことが出来るのはもしかしたらあと数年、いや来年なんて約束されてないのでいつ終了になってもいいようにしなくてはいけませんよね。
仕事は65歳までバリバリ頑張ろう。65歳からは出来る範囲で仕事をしていこう!
と思っていたのですが、そんなことはだれも約束してくれていない。健康で生きているなんて運が良い人なんだと思う。
行きたいところに行き、会いたい人に会い、不必要なものは片付け必要最低限のものを持ち気軽に生きていこうと思います。
子どもと家族でいられた時間は終わってしまった。
老犬が家族でいてくれる時間もたぶんカウントダウン中なのだと思う。
夫ともいつか別々にこの世の中からさようならをしなくてはいけない時がくる。
その時に後悔しないように毎日を過ごしていこうと思います。
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