「疲れさせてね」という病院の先生の言葉を忠実に守っていた。
朝の散歩は本人・・いや本犬が歩きたがらないので500mほど。その後自分の仕事をしつつ何度も犬を起こしにいく。昼夜逆転をできるだけしないようにと思ってのことです。
お昼あたりに近所をふらふらと歩く。これも200m程度
できるだけ庭を歩かせたり散歩コースの一部をちょこちょこ歩く。
犬はにこやかに歩く。
必死過ぎてこのころの異変に気が付かなかったのですが、我が家の犬はそんなに遊んで遊んで!と要求するタイプの犬ではなくて散歩の時間ではないけど遊ぼうかなと思っていくと遊びたくないとはっきり顔にだし拒否をした挙句に丸くなって寝るタイプだった。
しかし年明けの彼はいつ散歩に行こうと言っても楽しそうな顔をした。
私も認知症の進行が少しでも遅くなってほしいと必死だったので以前の犬の様子などということにまで頭が回らなかった。
夕方になると1時間の散歩を老犬はこなしていた。
1歳の頃、片道15分程度の神社へのお散歩も途中で歩かなくなり「もう帰る!」とUターンしていたのにである。
いくらでも歩いてしまうのも認知症の症状の一つと気が付けなかった。
足腰が弱っているにも関わらず歩いてしまうということはもしかしたら足や腰に大きなけがをさせてしまうリスクもあることを考えておかないといけないとおもった。
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