ご近所さんへのご挨拶(老犬)

認知症を発症してからの我が家の愛犬はまるで坂道を転がるようなスピードで症状が進んでいる。すでにそうかもしれないというレベルではなく毎日深夜の鳴き声との闘いだ。

田舎に住んでいてご近所さんとは30年来のお付き合い。

会えば挨拶や他愛のない話もする。

昨年から「犬が夜鳴くようになってしまってご迷惑をおかけしていませんか?」と聞いていた。

そのたびに「たまに鳴いているかな。だいじょうぶだよ」とか「ぜんぜんだいじょうぶよ」などあたたかいお返事をいただいていた。みなさんきっと気が付いているはずなのだ。しかし寛容にいてくださっている。

しかし飼い主はピリピリとしていた。

それでも犬は可愛く撫でれば目をつむり静かにこちらを見る。

「夜鳴かないんだよ。みんな起きちゃうからね」と言い続けている私もこの顔がかわいくて仕方ない。

ちょっとの風の音でも起きるような精神状態になっていた。

アップルウォッチを使用していますが睡眠時間が1時間30分ほどが続いている。

あとは覚醒しているそうなので実質、布団の上に横になっているだけかもしれない。

私自身は寝ている感覚はあるので不思議ではありますが。

そうこうしているうちに眩暈がするようになった。メニエールの症状の前触れのようだった。(以前メニエール病で1年程寝たり起きたりしたことがありました)

動けなくなっては犬の世話も仕事も家事も出来なくなるので出来る時は10分でも横になるように心がけることにしましたが深夜に起きて冷えているのがいけないのかもしれない。

どんな病気もそうかもしれないけれど血流って大事ですよね。
犬を介護するためには人間も元気でなくてはいけないと思った。

ご近所さんへの挨拶はいろいな家族構成に合わせて紙パックの飲み物を2ダース1つにして包装した。

お一人暮らしの方もいるので日持ちするものが良いだろうとおもった。

長年のお付き合いでお互い様だからと言っていただけるのはありがたい。

けれどこれ以上はなんとか迷惑をかけないように頑張りたいと思います。

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この記事を書いた人

趣味は読書とドライブ、水泳や散歩も楽しみます。最近は庭作りにも挑戦中。いくつになってもいろいろなことにチャレンジできたらいいなぁと思っています。よろしくお願いします。

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