ロスという言葉

ペットロスという言葉を「ふーん、そんなことあるんだ」と思っていた。

今ペットロスの状況で辛いお気持ちの方がいらっしゃいましたら、我が家の犬は17歳で認知症といえどもちゃんと生存している状況なので申し訳ないです。

しかし昨年の秋から認知症を発症し16歳から17歳になるにあたりいろいろなことがあり、一番恐ろしかったのは犬が遠くない未来にいなくなるということでした。

寝たきりでもいいからずっとそばにいてほしい。

いままでの犬の顔とは違う一面をみて「どうしたの?」と途方に暮れようと大事な存在ということには変わりはなかった。

夜鳴きによりやむを得ずホームに預けさせてもらいましたが庭にあるいままで犬が使っていたものを見るのがつらい。いや生きているしと思い直すのですがどうにもつらいのです。

ホームでは1ヶ月に1度の面会が出来ます。

もっと多いといいのになと思いましたがいろいろな犬の健康、習慣、気持ちを考えれば仕方ないことなのだと思います。我が家の犬も私たちは頻繁に訪れると帰りたくなったり置いて行かれると思うことがあるのかもしれません。

会いたいなぁと思います。

雨戸をかける時、洗濯物を干すとき、庭の手入れをするとき、買い物にいくとき、回覧板をまわすとき、雨が降り出したとき、天気が良い時、常に犬に話しかけていたことをホームに預けてから思い出します。

習慣は怖いものでふとした時に犬に会いにいこうとする自分がいます。

椅子から立ち「ああ、もういないんだった」と思い返すのです。

泣きすぎて目が腫ればったり会って驚かれたご近所さんには「花粉で目が腫れてしまって・・」と言いながらこれがロスというものなのか。

生きているけれど会えないこともロス

もっと遊んであげればよかったな、認知症予防に食事に気を付ければ良かったのかな、自分への問いかけは続いています。

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この記事を書いた人

趣味は読書とドライブ、水泳や散歩も楽しみます。最近は庭作りにも挑戦中。いくつになってもいろいろなことにチャレンジできたらいいなぁと思っています。よろしくお願いします。

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