NOを言う練習・2

なにやら重そうなものを両手で持っている方がインターホンを押した。それはたぶん果物の王様のメロンのようにも見える。宅配で果物やお土産ものをおくってくるようになった。

ありがたい話ではありますが、いままでいただいて「こんな美味しいもの食べたことないでしょう?」という感じの「私たちのほうが格上なのよ。恵んであげるわ」という内容を1時間にわたって小出しにされることへの防御としては受け取らないほうがいいのですがミッションとしてはできるだけ嫌な気持ちにならないようにしたいということもあります。あ、ちなみに嫌な気持ちにしてはいけないのは自分です。

熟考した私は受け取らないと相手を違和感、または怒りを感じさせるので受け取ってまるで判を押したかのようなお礼を言うことにしました。ただこれは電話でお礼を言うのもこちらがいろいろ聞かれるであろうことをこと、LINEでのやはり受け答えしなくてはいけないということを考えて古き良き日本の礼状という形にしました。少々手間はかかりますがいただいたものへのお礼はちゃんとしないといけません。

時候の挨拶も入れ手紙をしたためてポストへいれることにしました。

ここまで書いてふと読んだ方々は「いただきものをしているのに?」「失礼ではないか?」という疑問をお持ちのかたもいらっしゃるかもしれません。重々承知で書いております。

もちろんそれ相応のお返しもいたしておりますが私は突然の突撃をしたり「泊まりたい」「夕飯をいただいていこうかしら?」「来週もくるわね」などという発言も行動もしてきたことはないことをここではっきり書いておこうと思います。

例えばこれからお祝いの席にいくので今日は家にいないんです。と言った場合、みなさんはどのような対応をしますか?

「じゃあ留守番しておくよ」

「次回にするね」

どちらでしょうか?

まさか「留守番しておく」という選択ではない方々が読んでくださっていることを祈ります。

世の中の優しいと言われ続けているみなさん

それって本当に必要なやさしさですか?

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この記事を書いた人

趣味は読書とドライブ、水泳や散歩も楽しみます。最近は庭作りにも挑戦中。いくつになってもいろいろなことにチャレンジできたらいいなぁと思っています。よろしくお願いします。

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