
震災の後の新聞を読んでいて、コラムを発見して以来
どうなっていくのか真剣に読んでいた。このころは朝日新聞の記者さんだった稲垣えみ子さんですが、いまは退社されています。この電気を使わない生活は本当に驚きました。だって一歩譲って掃除機はなくても生きていけると思った。洗濯機はなんとか緊急事態であれは手洗いでしばらくは行けそう。しかし冷蔵庫は必需品ではないだろうか?
子供のころから冷蔵庫はあった。記憶が正しければ緑のナショナル製だったような・・?
上に冷凍庫があり、下が冷蔵庫タイプ。一番下に野菜室があったかどうかまでは覚えていない。高さはそれほどなかったように思うけど実際見てみたら違うのかもしれない。こんな感じナショナル
まずは電気を削減しようと始めたことから生活のあらゆるものを見直していく過程が面白かった。
冷蔵庫がないとお肉だって野菜だって買い置きできないじゃないか?という読者の思惑の斜め上をいく行動で野菜は干し野菜にしたり当日食べるものだけ購入というスタイルに買い物袋が重く感じている私には愉快に感じました。
そうなのよね、、この一日三食って文化は各個人で変えてもいいのではないだろうか?そして冷蔵庫があるばかりに時々食品を無駄にしてしう現代。なければないでなんとかなるのではないだろうか?
我が家での持ち物(キッチン)の整理に余念がないけど、稲垣さんのキッチンはもう江戸時代みたいらいしい。いきなりは無理だと思うけど、壊れたら買っていた家電を、壊れたら買わないっていう選択をしようとおもっています。(冷蔵庫・洗濯機以外)電気のスタンドライトや年代物のプリンター、掃除機、レンジはいらないかも。もし一人暮らしになったら炊飯器や電気ケトルもTVもいらないかも。本を読んでそう思いました。
ひとつ猛暑でのエアコンは手放せないとおもいきや、体がその生活に慣れると思っていたよりも大丈夫らしいことに安堵しました。日本家屋にかぎるのかな?このあたりは掲載中のアエラドットでも読むことができます。
昭和に生まれた固定観念って思ったよりもしっかりと根づいているようで、今まではなければ買う。それが当たり前だったのに、この本を読んで「ホント!そう!」と思うことが沢山あった。家電は女性を助けてくれたのか?家電の進化に人間はついてけていないのでは?と思っているので、納得の1冊。
もっと身軽に生きていけないかと思っている人の参考になると思います。
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