免許を所得した18歳のころ、ドライブへと一人で出かけた。
気持ちよく森林の山道をドライブしていると、急に細い道になり、りくねくねと道は右へ左へと。
そんな道の前から大きなトラックが!
完全にお手上げ状態だった私に「だいじょうぶ?」と真っ黒に日焼けした運転手さん。
「すみません。ダメです」と途方にくれていると。
大きなトラックは後方へ移動してくれて、さらに車を降りて私の車の誘導へ。
(他に車は来ていなかったのと、山道だったので路肩も危険な水路という状態)
恥ずかしながら、右へ少し寄ってから左へバックして・・などというアドバイスをもらいながらの運転だったのですが、タイヤが水路に落ちそうになる始末。もう本当にいっぱいいっぱいで「すみません。運転お願いできないでしょうか?」と泣きそうになりながらのお願いに一瞬ビックリした顔をしたけど、うなずきながら運転を変わってくれて一回でなんとか両方の車がすれ違える場所に駐車。
そして「この道は近くの山まで砂をとりにいくトラックが通るので気を付けたほうがいいよ。ときどき列を成しているから」と教えてくれました。
お礼をいってすれ違いを無事にすませて、家に帰ると緊張感の開放から寝てしまったことを思い出す。
なんでこんなことを思い出したのかというと、朝からあおり運転をされてしまったから。
バックミラーをみると紳士風の方だった。
でも本当の紳士とは、あのトラックの運転手さんをいうのだろう。
真っ黒に焼けた肌の運転手さん、あの時はありがとう!

コメント