老犬との暮らし– category –
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老犬との暮らし
いかに生きるべきか
変な話ではありますが老犬をみていて「いかに生きるべきか」ということを考え始めた。 犬は人間の8倍から10倍の速さで年重ねていく。掌に乗るくらいの犬と帰路についたのは18年前。3年もすると人間に換算して子どもの年齢を超えて行った。 我が家の犬を... -
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第7回老犬との面会
面会日の1週間前から私の気持ちは上下する。 元気でいてくれるだろうか?前回よりも良くなるということはないのだろうけれど思っているよりも元気でいてほしい。細くなっていた足は痛々しくなっていないだろうか?そんなことが頭の隅をぐるぐるとめぐる。 ... -
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犬が心配している
ふと夢をみた。 犬が私を見て心配していた。遠くに今は住んでいるのに心配してくれるのかと夢の中の私は思った。 17年ずっと一緒にいたのに今は一緒ではない。 その事実を後ろめたく面会に行くたびに家族に連れて帰ろうかという話になる。 しかし家族全員... -
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第4回老犬との面会(5月)
離ればなれになった家族を月に一回老犬が会わせてくれているのかもしれないとふと思った5月。雨の多い天気が続き、雨であれば面会が出来ない可能性もあるので今月は会えないかもしれないと思った。 予定の日は朝から暑いほどの天気であった。予報は朝から... -
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第3回(4月)老犬との面会
一カ月が長い。 犬のリードをみたり散歩の時間になるとそわそわしてしまうのはいまだに続いています。 今回もおやつは沢山集まった。家族それぞれが出かけたときなどにちょこちょこ買ってきたものを紙袋に集めると大量だった。前回スタッフの方がチュール... -
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第2回(3月)老犬との面会
前回は前足で叩かれてショックを受けたけれど帰り際に「あれは私たちがわかったんだよ」と主人が言ったことを思い出す。たしかに叩いた後、もう長いこと下がったままだった尻尾が上がったからそうかもしれない。今回は私たちのことがわかるかな? そんなこ... -
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犬のおやつと健康管理
一カ月おきの面会までの間、家族は個人個人で老犬へのお土産を買い込む。 なにをどのくらいという相談もないのでとても多くの犬のおやつなどが用意される。 私はおやつを買っているときに、もっと家にいるときに沢山食べさせてあげれば良かったと後悔した... -
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第一回老犬との面会
到着時間をお知らせして時間ぴったりに到着しました。 園庭には先輩犬たちがのんびりと遊んでいた。来客を知ると犬たちが門のところまでやってくる。この時、ドッグランにいた犬たちは入園の時にいた子達だった。犬同士にも相性があるので今ここにいる子達... -
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老犬の面会にいく用意
一カ月に一度の犬の面会の日はもうすぐ。一カ月間、どうしているのだろうか?家族を恋しがって泣いて(鳴く)はいないだろうか?と心配していた。 預けたとき園長さんに言っていただいた「少しゆっくりして旅行でもいってらっしゃい」という言葉は本当に驚... -
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認知症になる犬種
老犬ホームに見学に行った際、気になったことがあった。 あるドッグランには柴犬が沢山いた。 柴犬だけが沢山いたのだ。 「あの犬は何歳ですか?」という問いかけに10歳、13歳というお返事が続く。 広い老犬ホームのある一つのドッグランに柴犬だけがいる...