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第2回(3月)老犬との面会
前回は前足で叩かれてショックを受けたけれど帰り際に「あれは私たちがわかったんだよ」と主人が言ったことを思い出す。たしかに叩いた後、もう長いこと下がったままだった尻尾が上がったからそうかもしれない。今回は私たちのことがわかるかな? そんなこ... -
犬のおやつと健康管理
一カ月おきの面会までの間、家族は個人個人で老犬へのお土産を買い込む。 なにをどのくらいという相談もないのでとても多くの犬のおやつなどが用意される。 私はおやつを買っているときに、もっと家にいるときに沢山食べさせてあげれば良かったと後悔した... -
第一回老犬との面会
到着時間をお知らせして時間ぴったりに到着しました。 園庭には先輩犬たちがのんびりと遊んでいた。来客を知ると犬たちが門のところまでやってくる。この時、ドッグランにいた犬たちは入園の時にいた子達だった。犬同士にも相性があるので今ここにいる子達... -
認知症になる犬種
老犬ホームに見学に行った際、気になったことがあった。 あるドッグランには柴犬が沢山いた。 柴犬だけが沢山いたのだ。 「あの犬は何歳ですか?」という問いかけに10歳、13歳というお返事が続く。 広い老犬ホームのある一つのドッグランに柴犬だけがいる... -
来年の犬の為に
仕事を一生懸命しようと思う、犬の為に。 1年分の預かり料金をお支払いしてきた。老犬ホームで検索すると一月50万するホームもあった。平均すると20万ほどなのでないかと思う。 預かっていただいているホームは平均よりもかなりというがとてもリーズナブル... -
それでも生活は続く
17年一緒に過ごした犬は毎日会えない場所にいる。 めそめそと泣き続け自問自答を繰り返していても朝はくるし仕事もしなくてはいけないし家事もある。 あまりにしょんぼりしているのを見た主人は「あげたわけでもないし預かってもらっているのだからそんな... -
園長さんからの写真
毎日よくもこんなに泣けるものだと自分でも思うのは仕事をしていて人に会わなければならず目の腫れをそのたびに言い訳しているからだ。 園長さんからの写真のLINEは毎日沢山いただく。 それだけが心のささえになった。 以前も書きましたが安心できるところ... -
ロスという言葉
ペットロスという言葉を「ふーん、そんなことあるんだ」と思っていた。 今ペットロスの状況で辛いお気持ちの方がいらっしゃいましたら、我が家の犬は17歳で認知症といえどもちゃんと生存している状況なので申し訳ないです。 しかし昨年の秋から認知症を発... -
老犬ホームLINEグループ
昨日は帰った後、その日のうちに帰宅しなくてはいけない子どもと夕飯を食べさせていた。今日から深夜にご近所に迷惑をかけないように必死になる必要もなければスキーウエアを着て深夜の2時に住宅街を散歩することもない。 少しでも夜寝てもらおうとつくっ... -
決断
当日の決断 老犬ホームにお願いしたものの葛藤は続き昨日の夕方にはホームにお断りの電話をしました。しかしそんな夜、11時から明け方の5時まで吠え続ける犬に心が折れてしまった。 徘徊をしつつ隅に顔をいれ「通れない。通れない」と鳴く繰り返しだった。...